2015年ももう師走⋯季節も晩秋から初冬に移り、これからの時期の朝方フトンの中大好き!なかなか起きれられません管理人Fでございます。そんな管理人Fが極私的異例とも言える早起きをして収めてきました秋の名残を惜しむような国指定天然記念物の紅葉をお届けします。
紅葉といえば先に国宝白水阿弥陀堂紅葉ライトアップをお届けいたしましたが、今回はいわきの渡辺町にある国指定天然記念物「中釜戸のシダレモミジ」をば。大株、小株とあるこのモミジの木はイロハカエデなのだそうですが、幹や枝の形が独特な形にねじ曲がり、また枝垂れになるのは極めて珍しいとのことで天然記念物に指定されたのだそうです。
小さな無人の観音堂の境内にあって今年は11月の暖かな気候のためか色づきが紅色ではなく橙色で子株の方は既に落葉が始まっていました。例年のような真っ赤な紅ではないですが、その独特な造形をご覧頂ければと思います。
お堂と大株、子株。
お堂の前から大株を。
お堂下から大株。
そして子株。
こちらの境内は西側に小山を背負って東を向いているため早朝に橙色の朝陽が入ります。
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朝陽と大株。真っ赤な紅葉であれば背景の竹林の緑とのコントラストがより際立ったでしょうね。
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11月末現在、大株の方はまだ見頃のようですが今年はピークを過ぎてしまった様子です。今年はお届けが遅れてしまいましたが来年は真っ赤に紅葉した姿を観ることができますように。
(管理人F)
中釜戸のシダレモミジ
いわき市渡辺町中釜戸字表前117-2(地図はこちら)
JR常磐線 泉駅から車で約10分(県道240号線に看板があります)
ご注意:周辺道路は車のすれ違いができないくらい狭く、また生活道路ですので路上駐車は厳禁です。徒歩5分の所にある専用の駐車場(10台)をご利用ください。(県道から入った道沿いに駐車場への案内看板があります)
駐車場からの道では、こんな方々がお出迎え?してくれます。来年もいらっしゃるか否かは不明ですが⋯。
2015年12月01日 00:37 │