管理人Kです。私が上の写真のおのざき さんの厚揚げソフトかまぼこに出会ったのは、2011年の冬。都内でおこなわれていた復興応援イベントでした。
厚揚げと言えば一般的には豆腐でしょう。でも、この厚揚げソフトかまぼこは、その名の通りかまぼこ!蒲鉾!カマボコ!
初めて口にいれたときの衝撃は本当に大きかったです!
甘い!甘くて美味しい!
その甘味は生クリームやチョコレートの甘みではなく、蒲鉾の甘みと油の甘み。しつこくないサッパリした甘みなのです。
とにかく美味しい!
蒲鉾と言われなければ、蒲鉾だと気付かない食べ物です。管理人K、ドハマリしまして、都内の復興イベントでおのざきさんを見つける度に買い、いわきに行っては買ったりしております。
この【勝手にいわきガイド】でも早々にレシピをご紹介していました。
厚揚げソフトかまぼこでカレー
厚揚げソフトかまぼこアレンジレシピ
そして、そのレシピ投稿にコメントをくださったのが、丸又蒲鉾(まるまた かまぼこ)の専務でした!そこで分かったのは、この厚揚げソフトかまぼこは、丸又蒲鉾さんが作ってる商品だったのですね!
製造元の専務からコメントを頂いた・・・
見たい・・・
こんなに美味しいものを造ってるところを見たい・・・
コメントを頂いただけという小さな接点を、大きなパイプのごとく利用する管理人K、その日のうちにメッセージをお送りし、工場見学をさせて頂きたい旨お伝えしました。
そうです。この突撃企画シリーズ、実は思いついたのは、丸又蒲鉾の専務にコメントを頂いたときだったのです!スケジュールの都合で、丸又さんがVol.4となってしまいましたが、その分、準備万端で突撃させていただきましたよ!
いわき市の薄磯にある丸又蒲鉾に突撃!
この日はいわき在住カメラマンのarachangさんも同行してくださり、心強い味方が!
工場に入る前に見学者も、まずはお着替えです。
そして、靴の裏を消毒薬でしっかり消毒。
畳一畳分ほどの不思議な空間に閉じ込められます。
この沢山の穴から、ものすごい勢いで風が出てきて、全身についているホコリなどをはらってくれるのです。
徹底した衛生管理です!
(デジャブかな・・・管理人K、1ヶ月ほど前にもこんな格好をして、こんな穴から空気を浴びたような・・・夢ですねw)
さてさて、工場の中へ。
「こんにちはー!
勝手にいわきガイドですー☆」
と、皆さんにご挨拶をしようとしたところで、
「あーーー!!」
はい!望遠で!
「お父ちゃーん! お母ちゃーん」
日焼けしたお兄ちゃんまでw
予定外のところで興奮してしまいました、管理人K。
さっそく中へ。
これが、あの厚揚げソフトかまぼこが作られている現場です!
機械モノが大好きな管理人K、その上、大好きな厚揚げソフトかまぼこが作られているぅ~
見ているだけでテンションマックスo(^▽^)o
下の木枠が動いて、上から蒲鉾のタネがむにゅ~っとでてきます。
むにゅ〜
次に職人さんの手で、綺麗に綺麗に整形されます!
スティック状ではない厚揚げは、この状態から揚げられて、こんな形になるのです。これ1枚、ぺろっと食べてしまいます。管理人K.
そして次は、丸又蒲鉾さんで大人気の伊達巻を作っているエリアへ!
伊達巻冷却室、伊達巻冷蔵室、それとは別に扇風機で冷却しているエリアもある。冷却室?冷蔵室?
伊達巻ができるまでの工程を改めてうかがいました。
・伊達巻の材料を練る
・型に入れる
・焼く
・手巻きで丸める
・扇風機で冷却
・冷却後に冷却室
・真空包装
・金属探知機にかける
・包装様の簾で巻く
・冷蔵室
・出荷前に もう一度 金属探知にかけて、異物混入のチェック
すごい、すごい工程です。
しかも、「手巻きで丸める」
手巻き!
専務と常務に詳しくお話をうかがいましたところ
「勿論、機械の方が速度が速いのかも、一定の強度で巻けるのかもしれません。そこをあえて手巻きに拘ったのは、人間の繊細さに勝てるものはないと判断したからです」
とのことです。
売られているときには見えない、このような拘りが、美味しさ、そして人気の秘訣なのですね!
さすがプロカメラマン!arachangかっこいいー!
その横で、大きなしゃもじと、小さいデジカメをもってウロチョロする管理人K(^_^;)
熟練の職人さんたちの動きは、ほんとーーに早かった!(管理人Kのカメラではこれが限界)
このように愛情たっぷりで作られた伊達巻
この色ツヤ!
このきめ細やかさ!
丸又さんの伊達巻のような肌になりたいー!
突撃!させていただいのは、午後だったので午前中に製造が終わった商品の機械は、すでに止まっていました。
一つ一つの機械が本当に綺麗に綺麗に磨かれているのです。そこからも愛情をたっぷり感じました。
そして、やはり目につくのは、多くの場所にある傷跡です。
薄磯地区。
いわき市内でも海岸線に位置し、東日本大震災のときも津波の高さは8.51mが記録されている地域になります。
今も海岸沿いに続いているのは、津波被害にあった家々の基礎部分のコンクリのみ。管理人Kも、震災後のいわきで一番回数多く訪れた場所になります。
丸又蒲鉾さんの工場も、大きな、大きな被害を受けました。
こちらの画像は、震災直後の丸又さんの工場です。許可をいただき画像をお借りいたしました。
工場内を見学させていただいているとき、多くの従業員の方とお話しをさせていただきました。
ある方から
「社長が早期に再建を決断してくれたことに、感謝している。あの絶望的な状況の中から、今、ここでこうやって働かせてもらうことができる」
というお話をうかがいました。
丸又さんは2011年9月に揚げ物工場を再開し、一部の商品の製造を開始。
その直後となる、2011.10.4放送FTVスーパーニュースで、専務のインタビューも紹介されています。
是非ご覧ください。
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=lEj3HvtC1mM
その後2012年9月に新しい工場を再建し、製造を再開。
工場を再開するまでの、多大なるご苦労、そして再開してからも多くの困難と闘ってきていらっしゃるのを感じました。
しかし専務、常務をはじめ、約50名の従業員の方々が、本当に明るい方ばかり!そして自社の商品に対して、深い深い愛情をもっていらっしゃることも感じました。今回はお会いできませんでしたが、社長ももちろん!
美味しくないはずがない!
伊達巻、厚揚げ、蒲鉾、おさしみ蒲鉾ほか多数!丸又蒲鉾さんの品々、これからも愛用させていただきます!
フォークシンガー田代ともやさんによって作られた
丸又蒲鉾製造有限会社 CMソング
http://www.youtube.com/watch?v=ASRvTgZWXqo
男の意地がつまってる 丸又かまぼこー
女の優しさがつつむ味 丸又かまぼこー♪( ´θ`)ノ
海の幸が~ 口の中で泳ぐ
あなたも、私も、丸又かまぼこー ♪( ´θ`)ノ
魚肉は米国産等の最高ランク の冷凍魚肉すり身を厳選して使用。
保存料は一切使用していない!
着色料は、天然のものを使用!
お子様からお年寄りまで安心してお召し上がり頂けます
と、マルさんもおっしゃってます(笑)
マルさん!ありがとう!
また来ますね!
丸又蒲鉾製造
福島県いわき市平薄磯字三反田157
ホームページ http://marumatakamaboko.com/
Facebook https://www.facebook.com/marumatakamaboko
おっと!忘れちゃぁいけない!
管理人Kが大好きな、厚揚げソフトスティック(厚揚げソフトかまぼこ)は、いわき市内ですと、おのざきさん、スカイストアさん、西野屋さんなどで買うことができます。
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2013年06月18日 20:07 │